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発熱 |
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発熱の原因の90%以上は感染症です。
熱が出るとまわりは心配で仕方ありませんが、こどもは意外に熱に強いのです。
そして少しぐらい熱があったほうが細菌やウィルスと戦う力(免疫能)が高まるのです。
それが一般的には38.5℃と言われています。ですから、熱をあまり下げすぎるのは良くないのです。
下げてやるのは38.5℃以上で、機嫌が悪いとか、元気がないときでいいのです。
機嫌が悪くなでればムリに下げなくてもいいのです。熱があんまり高く、寒気がなければ、まず薄着にさせて、部屋を涼しくしてやってください。そして、ぬるま湯で軽く絞ったタオルで体を拭いてやってください。体が乾く時に熱が下がります。
熱さまシートをよく使ってますが、おでこに貼ってもあまり効果ありません。
貼るなら大きい血管のある首や脇の下、足の付け根を冷やしてください。
それでもダメなら解熱剤を使ってください。こどもにはアセトアミノフェン(カロナール、アンヒバ坐薬など)やイブプロフェン(ブルフェン、ユニプロン坐薬など)が安全です。
とくにインフルエンザの時は、アスピリン、ボルタレン、ポンタールは使ってはいけません。
あくまでも解熱剤は症状を少しやわらげる薬で、治療薬ではありません。
頻回に使うと副作用もあることを心に留めておいてください。
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